2008年8月10日日曜日

ブルーオーシャン戦略

「ブルーオーシャン戦略」

●概要(ざくっと)

企業は、
ブルーオーシャン戦略を開拓する必要性は、ますます社会から求められている。
その中でも、バリューイノベーションという概念は非常に重要だ。
それは、「価値とコストはトレードオフの関係にある」という競争を前提とした戦略論の常識から解き放たれることを指す。
つまり、コストを押し下げながら、買い手にとっての価値を高める状態を意味するのだ。

ブルーオーシャンを創出するための方法であるが、
戦略キャンパスで、市場空間について現状を把握し、アクションマトリクス(増やす、減らす、取り除く、付け加える)に当てはめ、新たな価値曲線を考察する。
優れた戦略に共通する三つの特徴は
①メリハリ
②高い独自性
③訴求力のあるキャッチフレーズ
である。

●感想(考察)
まず、戦略キャンパスのフレームワークが、とても印象的だった。
もしかすると、企業という環境だけではなく、都市という環境でも当てはめられるかもしれない。
つまり、都市を戦略キャンパスで価値曲線を表示した時に、
①メリハリ
②高い独自性
③訴求力のあるキャッチフレーズ
がない都市には、Creativeな人たちはあつまってこないし、CreativeCityにはならないのかもしれない。
その仮説でいくならば、多くの都市が、同じような創造都市政策を行った時に、そのどれもがぼやけてしまうという現象が説明できる。

その他、本のなかで、Creative Environmentに役に立ちそうなところは
「戦略をビジュアル化することが、レッドオーシャンからブルーオーシャンへ移ろうとする際に、事業ユニと、さらには本社と各事業ユニットの対話を促す。」というところと
「中心人物を金魚鉢にいれる(p.214)」=(つまり、中心人物の行動がすべて見通せるようにすることにより、透明性と公平性を保ち、関係者を上手く巻き込むことができる)、というところである。
どちらかというと、前者の手法は、P&Gや3M、後者の手法はAppleと言えると思う。
これを都市に当てはめるならば、やはりその都市のAsset(人、風土、文化)が、より透明性・公平性のある形で共有されることがCreativeCityで重要な要素なのかもしれない。それがビジュアル化してると理想(Ex. 創造という同じ目的を持った異なる人たちが、Artなどを通し化学反応しあう?。。。そしてそれを第三者にも簡単に感じる事ができ、もっとその化学反応は広まる。。。)。

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