一日でザーーっと読み終えました。気合いです。
一回読んだだけでは、全てを吸収できない本だと思った。
まだ、頭の中で混沌としているものがありますが、書かせて頂きます。
●概要●
この本の中で、イノベーションは二種類ある。持続的イノベーションと破壊的イノベーションだ。持続的イノベーションとは、製品の性能を高めることを良い、破壊的イノベーションとは、従来とはまったく異なる価値基準を市場にもたらすことを言う。
エクセレントカンパニーと称された大企業が、破壊的イノベーションによって没落していく事例が沢山書かれている。
大企業が、破壊的イノベーションに失敗する理由として、以下の四つの原則が関係している。
①起業は顧客と投資家に資源を依存している
②小規模な市場では大企業の成長ニーズを解決できない
③存在しない市場は分析できない
④技術の供給は市場の需要と等しいとは限らない
成功した経営者は、これらの原則をどのように自分たちの優位に役立てたのかと言うと
①破壊的技術を開発し、商品かするプロジェクトを、それを必要とする顧客を持つ組織に組み込む事。経営者が破壊的イノベーションを「適切」な顧客と結びつけると、顧客の需要により、イノベーションに必要な資源が集まる可能性が高くなる
②破壊的技術を開発するプロジェクトを、小さな機会や小さな勝利にも前向きになれる小さな組織に任せた。
③破壊的技術の市場を探る仮定で、早い段階にわずかな犠牲で失敗するような計画を立てた。市場は、試行錯誤の繰り返しのなかで形成されていくものであると知っていた。
④破壊的技術を商品かする際は、技術的な躍進をねらい、破壊的製品を主流市場の持続的技術として売り出すのではなく、破壊的製品の特徴が評価される新しい市場をみつけるか、開拓した。
(p.141)
また、p166にはイノベーションのための組織編成の方法をきめるには、主流事業と破壊的技術の商品化を担う部門の間に組織的に十分な距離を置き、なおかつ部門を越えた対話を促すようにチームを構成する必要がある、と書かれている。
p216には、アイディアの失敗とマネージャーの失敗について書かれており、破壊的技術の市場を探すことは失敗がつきものであり、その失敗の過失を追求するのではなく、次への破壊的技術のための「学習」となるよう、企業の見方を変える。
●考察・感想●
ハーバードビジネススクールは、凄いですね。こんな授業なら、ウン百万払っても受けたい。
クリエイティブシティに利用できそうなのは、
「組織編成」「学習」かなぁ。
まず、組織編成だけど
この本を読んでいると、シリコンバレーの都市としての特徴を思い出した。それは、シリコンバレーが、ベンチャーキャピタルが整っていて、さまざまな破壊的技術を研究するベンチャーを受け入れる体制が整っているという特徴。結局大きな組織自信では、破壊的イノベーションを起こすのは難しくて、より小さい集団が、良い意味で知識や技術を「交流」し合うことが、クリエイティブを起こしやすい気がする。あ、P&Gのブランドごとに経営を行うというやりかたも似てるかも。。。
次に「学習」だけど、これはシリコンバレーやP&Gにも似た特徴がある気がする。破壊的技術の研究などは失敗のほうが多いから、それを恐れる事無く、次へのステップの学習とつなげる環境がCreative Environmentには必要だと思う。シリコンバレーでも、ベンチャーで失敗しても、「人生オワタ」みたいな状態にならないような土壌が整備されているのが大きいと思う。
こう見ると、組織編成と学習は、バラバラのものではなく、共通してるところもあるかもしれないね。
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