●概要●■交差点が増加していることの背景
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第一の力 人の移動
第二の力 科学における相互乗り入れ 「専門分野別の科学はもう死んだ。そんなものはもう存在しませんよ」
米国科学振興協会
第三の力 コンピュータ技術の飛躍的向上
■思い込みの逆転方法
「創造性を解読する」マイケル・マハルコ著より
1.今取り組んでいる問題に関連する状況や商品、コンセプトを思い浮かべ、そこから連想される事柄を文章にする。
2.連想した事柄を紙に書き、次にそれを逆転する
3.逆転した方の内容をどうやったら実現できるか考える。
■交差点的アイデアが生まれるかという教訓
教訓その1 異なる概念を組み合わせる
教訓その2 それは偶発的である
■偶発的な組み合わせが起きるチャンスを増やす
・職の多様化
・多様な構成のグループ
「この業界で長年やってきたんだから、使える人間かどうかは見ればすぐに分かる」
人は他人の中に自分との共通点を探そうとする。その結果、面接する側は自分と似た候補者を採用するケースが多いのだ。
・交差点ハンティング
■イノベーターは成功したから多くを生み出すのではなく、多くを生み出すから成功したのだ。
「天才の起源」ディーン・サイモントン
・創造的プロセスは偶発的である
・画期的なイノベーターは膨大な量のアイデアを生み出しもする。
■ブレーンストーミングのルール
・できるだけ多くのアイデアを出す
・できるだけ幅広いアイデアを出す
・互いのアイデアをもとにして発展させる
・出されたアイデアに判断を下さない
■実際に失敗にどう報いるべきか
・アイデアを実行しないことこそ最大の失敗であり、罰の対象になるということを周知徹底する
・全員が過去の失敗から学ぶようにする。同じ失敗には何度も報酬を与えない。
・失敗の数が少ないときには疑う必要あり。その人間が十分なリスクを負っていないか。あるいは組織の他のメンバーが自分の失敗から学ぶのを嫌って、失敗を隠している可能性がある。
・過去に「知的な」失敗を犯した人を採用し、組織の他のメンバーにそれが採用の理由のひとつであることを知らせる。
■リスクにまつわる「行動のワナ」を回避する
その1 「事がうまく運んでいるからじっとしていよう」のワナ
その2 「長い間ここでやってきたから、動かないほうが無難」というワナ
その3 「交差点でのリスクを方向的な視点から見る」というワナ
●感想・考察● 「交差点」こそが、イノベーションを起こす源だという話し。その交差点を作り出すには、違う概念やジャンルの人々やIdeaを組み合わせ、偶発的な組み合わせができるチャンスを増やすことが一つの方法である。
Creative Cityの大きな一つの要素かもしれない。やはり「多様性」が一つの大きな要素であるのは、間違いない。しかし、多様性があるCityでも、交差点が生ませようという動きがなければ、なかなかCreativeな交差点は生まれないと思う。
交差点で活発な活動をするために、ブルーオーシャン戦略の「ビジュアル化でグループのコミュニケーションを促進」という要素も役に立つのではないか?と思った。